FUHAKU
京都芸術大学染織テキスタイルコースの3年生21人で活動する”FUHAKU手ぬぐいプロジェクト”です。
『生活が華やぐデザインで、手ぬぐい文化の再興の足がかりを作る』を目標に、図案をデザインし、手染めで制作、宣伝から販売を行なっています。
小量産を可能とする3つの技法、「ケイコロール型友禅」「シルクスクリーンプリント(手㮈染)」「型藍染」をそれぞれの学生が選択し、それぞれの技法で手ぬぐいを生産。
伊勢木綿
FUHAKUの手ぬぐいに使用している生地「伊勢木綿」は弱撚糸(ねじりの少ない糸)で織られています。
多くの木綿織物に比べて、洗うほどに柔らかく味が出る質感と、しわになっても元に戻りやすい性質が特徴です。
技法について
ケイコロール型友禅
テキスタイルブランド「ケイコロール」独自の型友禅技法。型紙を使って即興的に柄を染め上げていく技法です。
シルクスクリーンプリント(手㮈染)
近代以降の量産染色技法。今回は、自分たちで製版した2つの版を使用し、手㮈染で染め上げました。
藍型染
型を使って糊を置くことで染まらないところを作り、藍甕(あいがめ)に浸けて染め上げる技法です。